「クリエティブ」と「ビジネス」はよくぶつかり合う思考だと思う。
ものすごい技術を持ったクリエイターが、ものすごい時間をかけて
作った作品が、ものすごい販促効果を持つかというと、
そうでもない。
というか、そうなったとしても売上利益は発注会社に発生するもので、
制作会社の受注金額からいえば、時間かけた分だけ赤字ということになる。
だってクリエイティブ作品って出来高制じゃないもの。
それがそもそもどうなのという話にも成りかねないけど、
それはまぁ、今回は置いといて。
言いたいのはよく話題出される広告効果です。
現在クロスメディアと言われる施策の効果測定のスキームは
なかなか成立していません。
どんなにクリエティブ的に素晴らしい広告(プロモーション)でも
それが本当に売れてるきっかけになったかと言えばそうでもないですよね。
なんでそんなことを思ったかと言いますと。
携帯電話についてのアンケート
https://research.netmile.co.jp/voluntary/2007/pdf/200712_3.pdf
ソフトバンクのCMはADC賞をとり、DOCOMO2.0のCMはTAGBOAT(だっけか?)
で話題にもなりましたが。
アンケートの結果はユーザーのCM高感度はauが一番多い。
そういうものと言ってしまえばそれまでなのかも知れませんが、
投げっ放しの制作はしたくないですよね。
是非制作に携わる方には見てほしい資料かも。